相談者と電話占いを行う場合の心構え

電話占いを利用する相談者の話には、情緒的な話と現実的な話があります。この二つに分けて考えることも効果的です。洞察を主にする方が良いのか、現実的に何かアクションを起こさせる方が良いか、大雑把に方針を立てる方法もあります。電話占いは、相談者の問題の所在を発見するためにも役に立ちます。しかし、問題の所在を発見しただけでは相談者が変化しないこともあります。つまり洞察だけでは無力なことがあるのです。相談者に具体的にアクションを求める場合もあります。また占いでは相談者に対して受容の気持ちで応対する必要がありますが、ここぞと思うときには自分の考えをはっきり打ち出すことをためらってはいけません。相談者の困難な局面を打開する案を示さなければなりません。感情の中立性に固執してはならないのです。それがなければ相談者は、打てば響く占い師だと思ってくれません。また電話占いは柔軟性を持って行う必要があります。簡単な問題には指示的でもいいですが、相談者の感情が複雑化しているときは傾聴も効果的な方法だったりします。自我が弱い相談者にはとりあえず支持的な応対をして、やがて現実的なやり取りを行うことも大切です。これでなければならないと固執する何ものもありません。そして閉ざされた質問、開かれた質問をフルに活用して、問題を把握することが有効です。電話占いでは、結論から主にして話すことも効果的です。言いたいことをストレートに歯切れよく言うことで、相談者との信頼関係が作れる場合もあるのです。相談者に共感したり理解的な態度を示すのは、そのことによって相手を助けることができるからです。占いによって助けることができるとは、相手の行動の変容に効果があるということです。行動の変容とは、反応の仕方に多様性が出てくることといえます。今まで相手にビクビクしていた人が、その相手に冗談を言えるようになるなどです。今までとは違う反応を学習することを目指しています。占い師は自分の考えや感情の伝え方と、相談者の考えや感情のつかまえ方を学ぶ必要があります。そのため占いの技法の一つには、自分の伝え方と相手のつかまえ方が主な内容になるのです。電話占いでのコミュニケーションでは、相談相手に何らかの反応を起こさせる目的で、メッセージを送ることですが、これが的確に行われるためには誤解や歪曲、不明瞭などがないように注意して、常に相談者を第一に考える必要があります。

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